沖縄県立宜野湾高校（通信制）の偏差値・学費・口コミ評判

沖縄県の公立通信制高校である「沖縄県立宜野湾高校」。沖縄県内にある公立制の通信制高校を探している生徒や、学費が低額な通信制高校を探している家庭は、自然と選択肢に入る高校です。

公立制の通信制高校ということもあり、宜野湾高校には偏差値がありません。

試験は「書類審査」と「面接」だけなので、学力試験による選考がないのが特徴です。中学校の卒業資格さえあればどのような生徒でも入学することは可能なので、学力に自信がない生徒でも安心して出願できます。

宜野湾高校は通信制ですが、日曜日のスクーリング（通学）に出席する必要があります（週1回）。

そのため、

・学校から遠い地域に住んでいる
・日曜日に通学ができない
・ネットで完全に学べる学校が良い

という生徒には、向いていない可能性があります。

沖縄県立宜野湾高校（通信制）の偏差値情報

沖縄県立宜野湾高校の通信制課程に偏差値はありません。

宜野湾高校の通信制課程に偏差値が存在しない理由は、面接と書類審査だけで、志願者の選抜がおこなわれているからです。面接の結果と提出された書類の内容を判断して、合格者を決めています。

志願者の学力を調べるための試験がないため、偏差値を決めることもできません。

沖縄県立宜野湾高校（通信制）の入試内容・対策

沖縄県立宜野湾高校では、入学試験として書類審査と面接検査を実施しています。

これらの審査の内容を総合的に考慮して、合格者が決定されます。出願の受付をしているのは、毎年2月の上旬ごろの時期です。入学志願書や調査書などの書類を提出する必要があります。

志願理由書の提出も義務づけられていて、志願理由書に書かなければいけない字数は、400字以上600字以内です。

志願理由書を書く時には、必ずペンを使用してください。本人以外の人が、志願理由書を書くことはできません。面接検査は2月の下旬ごろに開催され、会場は宜野湾高校の校舎です。

沖縄県立宜野湾高校の学費・授業料紹介

沖縄県立宜野湾高校の学費は次の通りです。

入学料　　　500円
受講料　　　7,750円
※1年間で25単位を取得した場合（履修科目1単位につき310円）
※就学支援金が支給される場合は受講料に充当されます

その他にも、教科書代や学習書代、校納金や体操着代などの費用も必要になり、これらの費用を合計すると、1年間あたり2万円から3万円程度の費用がかかります。

就学支援金を利用すれば、受講料の負担額を少なくすることもできるので、この学校で勉強するために費用な学費は比較的低額です。

宜野湾高校は週1回のスクーリングがあるので、上記の費用の他に交通費も必要です。この学校の校舎は沖縄県宜野湾市真志喜2丁目25番1号にあります。沖縄本島以外の島に住んでいる生徒は、交通費の方が授業料より高くなることもあるので、交通費と学費の合計額を計算しておいた方が良いでしょう。

沖縄県立宜野湾高校学校紹介・特徴

沖縄県立宜野湾高校の通信制課程は、1週間に1回のペースでスクーリングを実施しています。

スクーリングは日曜日に開催されているので、平日に仕事をしている人でも、学校に通うことができます。スクーリングでは面接指導をおこなっていて、学習のポイントなどを生徒に説明しています。

宜野湾高校のカリキュラムは、生徒の自宅学習が基本です。生徒はレポートを提出する必要があり、提出されたレポートは教職員が添削をおこなってから、生徒に返却しています。テストは前期と後期に1回ずつ開催されていて、生徒の学習内容を確認することがテストの目的です。

宜野湾高校では、各種の学校行事も毎年開催しています。新入生歓迎行事や生活体験発表会などのイベントに、通信制課程の生徒は参加できます。

沖縄県立宜野湾高校進学・進路情報

沖縄県立宜野湾高校の卒業進路をみてみると、以下のような大学への合格実績があります。

進学先大学の一覧：
琉球大学法文学部 総合社会システム学科、琉球大学農学部 亜熱帯生物資源学科、四国大学文学部 書道文化学科、日本福祉大学通信教育部、日本福祉大学福祉経営学部、駿河台大学心理学部 心理学科、東洋大学法学部 法律学科二部、沖縄国際大学総合文化学部 社会文化学科、沖縄国際大学総合文化学部 人間福祉学科、沖縄国際大学総合法学部 法律学科、沖縄国際大学経済学部 地域環境政策学科、沖縄大学人文学部 福祉文化学科、沖縄大学人文学部 国際コミュニケーション学科、他

まとめ

沖縄県立宜野湾高校は通信制ですが、月数回の通学（スクーリング）が必要です。

そのため、

・遠方に住んでいる
・授業料よりも交通費がかかる
・ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。