通信制高校から大学進学は、多くの人にとって「難しい」「不利」と感じられるかもしれません。しかし結論から言うと、通信制高校出身でも大学進学は十分可能です。大切なのは「通信制かどうか」よりも、受験方式に合った準備(評定・活動実績・学力)をいつから積み上げるか。
また近年は、一般選抜(学力試験)だけでなく、総合型選抜(旧AO)・学校推薦型選抜など“学力以外”も評価される入試が増えています。通信制高校は時間の自由度が高いぶん、探究活動・資格・ボランティア・作品制作などに集中しやすく、むしろ相性が良いケースもあります。
本記事では、2026年度版として「通信制高校から大学進学を成功させる方法」「注意点」「学校選び」「費用・支援制度」までをまとめて解説します。通信制高校そのものの仕組みを先に押さえたい方は、通信制高校とは?完全ガイド【2026年版】もあわせてご覧ください。
最初に検討したいおすすめ通信制高校【TOP3】
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通信制高校とは?メリットについて
通信制高校とは、通信教育(レポート・オンライン学習)を中心に学び、必要なタイミングでスクーリング(面接指導)や試験を受けて単位を修得し、卒業を目指す高校のことです。卒業すれば「高等学校卒業資格」となり、大学・短大・専門学校・就職など進路の選択肢は全日制と同様に開かれます。
通信制高校の大きなメリットは、生活事情や体調に合わせて学び方を調整しやすい点です。たとえば、通学が苦手な方は自宅学習中心のスタイルを選べますし、進学に力を入れたい方は通学日数が多いコースや受験対策コースを選ぶこともできます。スクーリングとは?頻度・内容・服装を先に理解しておくと、入学後のギャップが減ります。 [
通信制高校では自学自習が求められます。最初は不安に感じる人もいますが、計画を立てて学ぶ経験は、大学進学後にもそのまま活きる自己管理能力につながります。学校選びで迷っている方は、通信制高校の選び方(失敗しない5つのポイント)も参考にしてください。
さらに、通信制高校には不登校経験者・社会人・芸能やスポーツ活動との両立をしている人など、多様な背景の生徒が在籍することも多く、価値観の違いに触れやすい環境です。こうした経験は、総合型選抜で問われやすい「志望理由」「活動実績」「学びのストーリー」を作る材料にもなります。
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通信制高校からの大学進学は実際どう?データで見る進路の現実(参考)
「通信制高校から大学は少ないのでは?」という疑問に対して、まずはデータ感を押さえておきましょう。文部科学省の資料(通信制課程の卒業後の状況)では、通信制課程(計)の卒業後進路として大学等進学者 17.6%、専門課程の専修学校進学者 23.3%、就職者 23.1%などが示されています(令和元年度卒業者、令和2年5月1日時点集計)。
この数字は「通信制=大学に行けない」ではなく、進路が多様であることを意味します。つまり、大学進学を選ぶ人もいれば、専門学校や就職、その他の進路を選ぶ人も多いということ。大学進学を狙うなら、最初から進学向けの環境(受験対策・推薦対策・学習管理)を整えることが重要です。
「大学進学に強い通信制高校」を選ぶと何が変わる?
同じ通信制でも、学校によって進学支援の厚みは大きく違います。たとえば、受験戦略の立案、志望理由書の添削、小論文・面接対策、模試の実施、学習進捗管理が整っている学校ほど、総合型・推薦の勝率が上がりやすいです。比較検討する際は、大学進学に強い通信制高校7選のチェック項目も使ってみてください。
通信制高校からの大学進学の有利な点
通信制高校から大学進学することには、以下のような有利な点があります。
学習環境が整っている
通信制高校では、自学自習に必要な教材・オンライン学習システムが提供されることが多く、学習環境を整えやすい傾向があります。特に進学コースがある学校では、映像授業や個別質問対応など、受験勉強の「回し方」が仕組み化されている場合もあります。
自己管理能力が高まる
通信制高校では、レポート提出・スクーリング参加・試験対策を自分で計画する必要があります。これは大学進学後のレポート作成や単位管理と構造が近く、早い段階で「大学的な学び方」に慣れられる点は強みです。
総合型選抜(旧AO)で武器になる活動を作りやすい
時間を自分で使えるぶん、資格、探究、ボランティア、インターン、作品制作、プログラミングやデザイン学習などの活動実績を作りやすいのは通信制の特徴です。総合型選抜は「学力だけでない評価」を受けやすいため、活動のストーリーが強いほど有利になります。
勉強時間の確保がしやすい
通学頻度を抑えられるコースを選べば、受験勉強にまとまった時間を投入しやすくなります。一方で、自由度が高いからこそ「毎日の学習が崩れる」リスクもあるため、学習管理の仕組み(担任・コーチ・学習計画)がある学校を選ぶのが安全です。
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以上のように、通信制高校から大学進学することには、学習環境・自己管理能力・活動実績づくりの面でメリットがあります。学校選びに迷ったら、まずは失敗しない通信制高校の選び方で比較軸を固めるのがおすすめです。
通信制高校のサポート校と提携大学
通信制高校には、サポート校や提携大学が存在しています。これらと連携することで、学習や大学進学においてサポートを受けることができます。
サポート校とは
サポート校とは、通信制高校の生徒が通学できる民間の教育施設(学習支援機関)のことです。レポートの進め方、学習計画、受験対策、生活面のサポートなどを提供し、通信制高校の卒業や進学を後押しします。制度上の位置づけや費用の考え方は、通信制高校とサポート校の違いで整理しておくと安心です。
提携大学とは
提携大学とは、通信制高校側が連携している大学のことを指す場合があります。学校によっては進路相談や説明会が充実していたり、系列校(例:通信制高校→系列大学)への進学ルートが用意されていたりします。ただし「提携=無試験で入れる」という意味ではないケースも多いので、募集要項・選考方法は必ず確認しましょう。
通信制高校は自学自習が中心のため、学習面での支援が必要になる場合があります。サポート校や提携先の情報は「不利を消す」ためというより、合格までの導線を作るために活用するイメージです。
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通信制高校から大学進学する際の注意点(2026年度版)
通信制高校から大学進学を目指す場合、以下のような注意点があります。
大学受験に必要な科目を「逆算」で固める
大学受験では、志望学部・入試方式によって必要科目が違います。通信制高校は自由度が高い一方で、放置すると「受験科目の学習が薄い」状態になりがちです。志望校(または志望分野)→必要科目→学習計画の順で逆算し、毎週の学習ルーティンを作りましょう。
総合型・推薦は「評定+活動+言語化」がセット
総合型選抜や学校推薦型選抜では、評定平均(学校の成績)、活動実績、志望理由書・面接などが重視されます。通信制高校では評価方法(レポート・スクーリング・試験)が学校ごとに違うため、早い段階から「評定を上げる設計」を学校と相談しておくのが得策です。
共通テスト出願など「手続き系」を落とさない
受験は学力だけでなく、出願・書類・締切管理も勝負です。特に通信制高校の場合、担任が逐一管理してくれるとは限らないため、本人(または保護者)が締切を把握し、早めに準備することが重要です。
なお、共通テストについては文部科学省が「共通テストに出願される方へ」を案内しています。制度・窓口は年度ごとに更新されるため、一次情報は必ず確認してください。
「スクーリング日程」と受験期の衝突に注意
受験期(秋〜冬)は、推薦入試・総合型のピークと、学校行事やスクーリングが重なることがあります。スクーリングは卒業要件に関わるため、欠席扱いの扱い・振替の可否などを入学前に確認しましょう。スクーリングの基本はこちらで整理できます。
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以上のように、通信制高校から大学進学を目指す場合は、科目学習・評定・活動実績・手続き管理をセットで整えることが重要です。
【2026年度】学費と支援制度:大学進学を目指すなら「家計設計」も先に決めよう
大学進学を考えるとき、受験費用だけでなく「通信制高校の学費」と「サポート校費用」「塾・予備校費用」も含めた家計設計が重要です。学費の相場感は、通信制高校の学費を徹底比較(公立vs私立)が参考になります。
また、就学支援金(高校無償化)については、文部科学省が制度のQ&Aを公開しています。対象や上限、手続きは毎年の案内を見て確認してください。
※本記事内では、通信制高校の学費を考える際の「見落としがちな費用(通学交通費・スクーリング宿泊費・端末費・教材費)」も含め、“総額で比較する”視点を推奨します。
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大学進学を目指す人におすすめの通信制高校(考え方の整理)
通信制高校から大学進学を目指す人におすすめの学校は、「学校名」よりも進学導線で選ぶのが安全です。具体的には、次の条件を満たすかを見ましょう。
- 志望理由書・小論文・面接対策など、推薦・総合型の支援がある
- 学習計画の管理(担任・コーチ)がある
- 模試の実施や結果分析のサポートがある
- 過去の合格実績や進路実績を開示している
- スクーリングが無理なく参加できる(会場・日数・振替)
大学進学に強い学校を比較したい方は、大学進学に強い通信制高校7選も参考にしてください。
1.第一学院高等学校(通信制高校)
第一学院高等学校は、学習面の支援に加え、個別の進路指導やメンタル面のサポートに強みがあるタイプの学校として知られています。大学進学を目指す場合は「進学対策の手厚さ」「通学スタイル」「学費(支援金適用後)」を確認しましょう。
2.わせがく高等学校(通信制高校)
わせがく高等学校は、学習評価(テスト・模試等)と進路設計を組み合わせやすいタイプの学校として検討されることが多いです。志望校に合わせた科目設計ができるか、推薦型の対策があるかをチェックしましょう。
3.トライ式高等学院(通信制サポート校)
トライ式高等学院のようなサポート校は、個別指導型で学習管理を作りやすい点が魅力です。通信制高校単体で学習が回りにくい場合、サポート校併用は有効な選択肢になります(ただし費用は増えるため、就学支援金の対象範囲も含めて要確認)。
4.N高等学校(通信制高校)
N高等学校のようにオンライン学習を強みにする学校は、学習時間を確保しやすく、IT・探究活動と受験対策を両立しやすいのが特徴です。総合型選抜を狙う場合は、活動実績が作りやすい環境かも合わせて確認しましょう。
5.クラーク記念国際高等学校(通信制高校)
クラーク記念国際高等学校のようにキャンパス型で学べる学校は、通学リズムが作りやすく、進路指導や学習支援を受けやすいメリットがあります。海外志向・英語志向の人は、カリキュラムや提携プログラムの内容も確認しましょう。
学校を決める前に読んで≫「学費だけが安い通信制高校を選んで 失敗する家庭が多い理由とは?」
【2026年度版】大学進学までの「現実的ロードマップ」
最後に、大学進学を目指す場合の「現実的な流れ」をまとめます。通信制高校は自由度が高い反面、放っておくと受験準備が遅れやすいので、ロードマップで行動を固定しましょう。
ステップ1:志望分野と受験方式を決める(高1〜)
まずは「一般選抜」「共通テスト利用」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」のどれを主戦場にするかを決めます。併願戦略として、総合型+一般の両方を準備するのも有効です。
ステップ2:評定と活動実績を同時に積む(高1〜高2)
推薦・総合型を視野に入れるなら、評定を落とさないことが前提になります。活動実績は「派手さ」より「継続性」と「学びの深さ」が重要です。
ステップ3:高3は“書類+面接+小論文”の仕上げ
総合型・推薦は、高3の秋に向けて志望理由書の完成度が合否を分けます。添削体制がある学校・サポート校を選ぶのが安全です。
ステップ4:学費と支援制度を“総額”で比較して決める
通信制高校+サポート校+塾の組み合わせは、家庭の負担が大きくなることがあります。公立・私立の相場、就学支援金の考え方、見落とし費用まで含めて比較したい方は、学費比較ページを確認してください。
通信制高校から大学進学を目指す生徒へ(まとめ)
通信制高校から大学進学を目指す場合、適切な目標設定と努力が欠かせません。通信制高校は自学自習が主体となるため、自分にあった学習スタイルを見つけ、毎日コツコツと学習に取り組むことが大切です。また、サポート校や提携大学を活用することで、学習における疑問点や不安な点を解消することもできます。
「通信制=不利」と感じる人もいますが、実際には進学のための設計をすれば道は開けます。特に2026年度は、学費支援制度の情報更新も含め、最新情報の確認が重要です。まずは、通信制高校の基礎理解として通信制高校とは?完全ガイド【2026年版】、次に学校選びは通信制高校の選び方、進学寄りの比較は大学進学に強い通信制高校を参照すると迷いにくくなります。
最初に検討したいおすすめ通信制高校【TOP3】





