群馬県立桐生高等学校（通信制）の偏差値・学費・口コミ評判

群馬県立桐生高等学校は群馬県に4つあるうちの公立の通信制高校です。通信制高校は、通学が難しい生徒や働きながら高校卒業を目指す生徒に適した学校で、自由な学習環境を特徴としています。

群馬県立桐生高等学校も、

「平日は授業なし」
「スクーリングは日曜日のみ（原則月2回）」

という、それぞれの生徒に合わせた学習環境を提供しています。また、桐生･西桐生･新桐生の3駅が利用でき、桐生駅からは徒歩5分という利便性の高さもポイントです。

試験は「面接」「作文」のみで、学力試験による選考がないため、桐生高等学校には偏差値がありません。中学卒業資格さえあればどんな生徒でも入学することができるので、学力に不安がある生徒でも安心して出願できます。

今までに10～70代と幅広い年齢の生徒が学んできた、家庭的な雰囲気を魅力とした学校です。

運動会や校外学習・クリスマス会など、学校行事も盛んで、生徒たちの交流や学校生活の充実にも力を入れています。

群馬県立桐生高等学校（通信制）の偏差値情報

群馬県立桐生高等学校の通信制課程に偏差値はありません。入学試験は「面接」「作文」のみで、学力テストがないことが理由です。

出願時に必要な「入学願書」「作文用紙」などは、桐生高校通信制職員室にて配付されます。事前に電話して予約した上で、入学を希望する生徒本人が来校して受け取る形です。中学校を通しての配布や郵送などは行っていないので注意してください。

作文は学校所定の様式に従って事前に生徒本人が作成し、願書とともに出願時に提出します。同日に面接が行われ、総合的に審査されます。

群馬県立桐生高等学校（通信制）の入試内容・対策

公式サイトの募集要項には、群馬県立桐生高等学校の入学方法について以下の内容が明記されています。

＜学校に行き必要書類を受け取る＞
入学を希望する生徒は、事前連絡の上、入学願書や作文用紙を桐生高等学校にて受け取る必要があります。入学したい生徒本人が赴き、説明を受けるようにしてください。

＜指定期間中に願書を提出する＞
出願期間中に、入学願書と作文・調査書などの必要書類を、入学したい生徒本人が学校に持参します。

＜面接＞
願書提出時に学校で面接が行われます。作文は必ず事前に作成しておいてください。

なお、入学願書提出期間や面接日は、学校の公式サイトにて発表されます。面接は、基本的に平日に行われるので覚えておきましょう。

群馬県立桐生高等学校（通信制）の学費・授業料

群馬県立桐生高等学校の公式サイトに明記されている学費は次の通りです。

入学料　　　約1万円
学校納入金　約1万円
受講料　　　約9千円（受講する科目数により異なる）
教科書代　　約1万5千円（年間）

家計の状況に応じて、返済不要の「就学支援金」「就学のための給付金」を受給することも可能です。
詳しくは桐生高等学校事務室に問い合わせてみましょう。

群馬県立桐生高等学校は原則月2回のスクーリングがあるため、別途交通費も考慮してください。特に、遠方の方は学費よりも交通費のほうがかかる可能性があります。学費＋交通費で計算するようにしましょう。

群馬県立桐生高等学校（通信制）の特徴・スクーリング頻度

群馬県立桐生高等学校は、「スクーリング出席」「テスト受験」「レポート提出」の3つの学習活動が柱です。

必履修科目の履修を含めて合計74以上の単位を取得し、かつ所定の特別活動に参加することで高等学校卒業資格を得られます。所定の特別活動は、運動会・進路講演会・生活体験発表会・校外学習の4つです。

登校して授業を受けるスクーリングは、原則月2回、日曜日にあります。出席しないといけない時間が長い科目は、水曜や土曜にもスクーリングを実施しているほか、スクーリング日以外に登校し、職員室で質問をしたり指定の教室で自習をしたりも可能です。

テストは、スクーリングの空き時間や平日登校日、所定の「特設テスト日」に受験できます。都合に合わせて申し込みましょう。

群馬県立桐生高等学校（通信制）の進学・進路情報

群馬県立桐生高等学校生の2021～2023年度の卒業進路を見てみると、以下のような大学への合格実績があります。

進学先大学の一覧
群馬県立女子大学・日本大学・東海大学・大東文化大学・東京福祉大学・駒沢女子大学・立命館大学・足利大学・共立女子大学・関東学園大学・愛知学院大学・産業能率大学・法政大学・桐生大学・文星芸術大学・創価大学・放送大学

他にも、短期大学や専門学校に進学する卒業生もおり、多彩な進路実績があります。また、就職先は、医療福祉関係・卸売業・小売業・製造業・情報通信業・自営業などと多岐にわたっています。

まとめ

この学校は通信制ですが、定期的な通学（スクーリング）が必要です。

そのため、

・遠方に住んでいる
・授業料よりも交通費がかかる
・ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

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