広島立広島みらい創生高校（通信制）の偏差値・学費・口コミ評判

広島立広島みらい創生高校は、平日に登校する定時制課程と通信制課程が併設されている2018年開校の公立高校です。

通信制課程は通学が難しい生徒や働きながら高校卒業を目指す生徒に適した学校であり、広島立広島みらい創生高校もそうした生徒にあった学習環境を提供しています。

・学力以外の項目も加味した試験内容
・柔軟に登校日を決められる
・定時制と通信制の併修制度がある(フレキシブル課程)

といった特徴を持っており、通信制らしい自由な学習環境が特徴です。

体育祭・文化祭などの学校行事や部活動も盛んに行われており、生徒たちの交流や学校生活の充実にも力を入れています。広島立広島みらい創生高校は、学校全体が一つのグループとして協力し合うことで生徒たちが自分の可能性を広げる場所となっています。

広島立広島みらい創生高校（通信制）の偏差値情報

広島立広島みらい創生高校の通信制課程に偏差値という概念はありません。

偏差値とは全日制高校の入試で実施される学力試験における水準を示すのが一般的です。

したがって、定時制や通信制のように学力試験以外の要素が大きな配分を占める高校では、偏差値を算出するのが難しいとされています。なお、広島立広島みらい創生高校への出願は紙の願書ではなく、インターネット手続きで行うので注意しましょう。

広島立広島みらい創生高校（通信制）の入試内容

広島立広島みらい創生高校の入試は「特色枠」「一般枠」の2つパターンが設けられており、それぞれ試験内容の得点配分が異なります。

特色枠は「一般学力検査2：調査書2：自己表現2：学校独自検査6」、一般枠は「一般学力検査6：調査書2：自己表現2：学校独自検査2」の割合で採点されるので覚えておきましょう。

学力テストは中学校までの学習内容をどの程度理解できているかをチェックする意味合いが大きいです。学校独自調査はあまり聞き慣れないワードかもしれませんが、簡単に言うと面接試験のこと指しています。

したがって、広島立広島みらい創生高校の通信制課程に合格するためには学力以外のポイントに注力して対策を練ることも大切です。

広島立広島みらい創生高校（通信制）の学費・授業料紹介

広島立広島みらい創生高校は公立高校となっているため、学費が安いという点が大きなメリットです。主に必要となる費用は次の通りです。

・入学者選抜料：950円
・入学料：1,100円
・受講料：8,250円(25単位)
・その他教科書代、交通費など：実費

広島立広島みらい創生高校を卒業するためには74単位の取得が必要であり、仮に3年間で卒業するスケジュールを組むと年間約25単位を取得する計算です。

広島立広島みらい創生高校の学費は1単位ごとに加算されていく形式になっており、通信制課程で25単位を取得するには8,250円かかります。

総じて見ても広島立広島みらい創生高校で学ぶ際の経済的な負担は少ないと言って良いでしょう。必要であれば高等学校等就学支援金を利用することも可能です。

広島立広島みらい創生高校学校（通信制）の特徴・スクーリング頻度

広島立広島みらい創生高校のスクーリングは日曜・火曜の昼間もしくは木曜の夜間に行われます。

生徒が自分の学習スタイルに応じて通学する曜日や頻度を調整できる点が特徴です。3年間で卒業を目指すモデルケースとしては1年目に日曜(2週間に1回)、2年目以降は火曜・日曜(2週間に2回)といったスタイルが提示されています。

定通併修制度を利用すれば、日曜のスクーリングと定時制の平日登校を両立することも可能です。

広島立広島みらい創生高校は定時制も通信制も、フレキシブル課程キャリアデザイン科と呼ばれるコースへ入学するので覚えておきましょう。

キャリアデザイン科では生徒が自分の生き方と向き合って、自分に合った進路を設計することが目的です。ソーシャルスキルトレーニングでは、社会に出てからも役立つコミュニケーション能力を磨くことができます。

広島立広島みらい創生高校（通信制）の進学・進路情報

広島立広島みらい創生高校では就職の他にも進学を希望する生徒が多く、4年制大学への進学実績も多数公開されています。

令和3年度の進路実績では、以下のような大学への進学が報告されました。県内や周辺地域に留まらず、都内の有名大学への進学者も見受けられます。

九州工大学、県立広島大学、中央大学、明治大学、帝京大学、東京通信大学、東京富士大学、比治山大学、福山大学、島根県立大学、杏林大学、安田女子大学、岡山理科大学、近畿大学、広島経済大学、広島修道大学、広島女学院大学、広島都市学園大学、広島文化学園大学、大阪芸術大学、姫路大学、放送大学、サイバー大学、創価大学、広島文教大学、京都芸術大学、広島国際大学、神戸女子大学、広島工業大学

まとめ

この学校は通信制ですが、定期的な通学（スクーリング）が必要です。

そのため、

・遠方に住んでいる
・授業料よりも交通費がかかる
・ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

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