茨城県立水戸南高等学校（通信制）の偏差値・学費・口コミ評判

茨城県立水戸南高等学校は、昼間制、夜間制、通信制など様々なコースが用意されている、公立の高等学校です。

図書閲覧室や食堂など様々な施設がある特別教室棟やテニスコート、格闘技場、夜間照明付きグランドなど設備が充実しています。通信制の学生のために、託児室が用意されているものも魅力です。仕事などをしながら高校に通う社会人の中には、子育てをしている人も多くいます。

通信制は月に数回のスクーリングがありますが、託児所が用意されていて保育士資格を持つ人が子供を預かってくれるので、安心して通うことができます。

様々な事情を抱え、毎日通学することができない人でも、安心して学べる環境が整った学校となっています。学校生活を有意義なものにするために、クラスマッチや宿泊学習、修学旅行などを積極的に行っているのも特徴です。

茨城県立水戸南高等学校（通信制）の偏差値情報

茨城県立水戸南高等学校は、一般的な高校のような偏差値がありません。

なぜかというと、数学や国語などの学力試験がないためです。

偏差値というのは、学力試験の平均点によって決められています。偏差値が高くなればなるほど入試難易度は高くなりますが、偏差値のない茨城県立水戸南高等学校は、学力によって合否が決められることはありません。

茨城県立水戸南高等学校（通信制）の入試内容・対策

茨城県立水戸南高等学校の入試内容は、以下のようになっています。

新入学:提出された書類による選考
転入学・編入学:提出された書類による選考と面接

新入学か、転入学・編入学かによって選考方法は変わりますが、学力テストはどちらも行われません。

新入学の場合は、入学願書や志願理由書、自己申告書など必要な書類を用意し、記入漏れなどがないか確認した上で提出しましょう。

また、願書の受付は期限が設けられているので、早めに準備を進めておくことも大切です。転入学・編入学は面接が実施されます。服装や話し方、質問の受け答えなど面接時のマナーについて、しっかり学んでおきましょう。

茨城県立水戸南高等学校（通信制）の学費・授業料

茨城県立水戸南高等学校の学費は、入学年度と次年度以降で変わってきます。学費の目安は以下の通りです。

年間の学費は、2万円～3万円程度となっています。

受講料自体は4,000円程度で、ほとんどが諸経費などとなっているため、学費は安いと言えるでしょう。面接指導の際に交通費がかかりますが、JR運賃割引や奨学金制度、勤労学生控除などを利用できます。

茨城県立水戸南高等学校の特徴

茨城県立水戸南高等学校の通学頻度は、月に2回程度です。

日曜日または火曜日のスクーリングで、メインは教科書や学習書を中心とした自宅学習となっているため、体調的な問題で毎日学校に通うのが難しい人、社会人で働きながら高校卒業を目指している人も、安心して学習を進めることができます。

県西地区に住む生徒のために、協力校の下妻一高にスクーリングすることも可能となっています。

他の生徒との触れ合いの場が、多数用意されているのも特徴です。面接指導は教科の指導だけではなく、ホームルームなども行います。また、クラスマッチや遠足、宿泊学習、修学旅行などもあるため、通信制高校でありながら充実した高校生活を送ることができます。

茨城県立水戸南高等学校（通信制）の進学・進路情報

茨城県立水戸南高等学校の令和4年度の実績を見てみると、以下のような実績があります。

四年制大学や短期大学、専門学校を問わず、多くの卒業生が進学しています。他にも、大手メーカーや茨城県内の企業へ就職している卒業生も多いです。

茨木大学、常磐大学、流通経済大学、医療創生大学、放送大学、人間総合科学大学、茨城県立産業技術短期大学、常磐短期大学、茨城県立産業技術短期大学校併設水戸産業技術専門学院、アジア動物専門学校、茨城理容美容専門学校、中川学園調理技術専門学校、文化デザイナー学院、ひたちなか情報電子専門学院、八文字学園　水戸電子専門学校、東京アニメ・声優＆eスポーツ専門学校、水戸医師会看護専門学校

まとめ

この学校は通信制ですが、定期的な通学（スクーリング）が必要です。

そのため、

・遠方に住んでいる
・授業料よりも交通費がかかる
・ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

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