香川県立高松高等学校（通信制）の偏差値・学費・口コミ評判

香川県の公立通信制高校である「香川県立高松高等学校」。香川県内にある公立の通信制高校に通いたい生徒や、学費が低額な通信制の高校を探している家庭は、自然と選択肢に入る高校です。

公立の通信制高校ということもあり、高松高等学校の通信制課程には偏差値がありません。

試験は「願書提出」「面接」「作文」となり、学力試験による選考がないのが特徴です。中学校の卒業資格さえ入学することは可能なので、学力に自信がない生徒でも安心して出願できます。

高松高等学校は通信制ですが、日曜日におこなわれるスクーリング（通学）に出席する必要があります（1カ月に3回程度）。

そのため、

・高松から遠い所に住んでいる
・日曜日にスクーリングできない
・ネットだけで勉強できる学校が良い

という生徒には、向いていない可能性があります。

香川県立高松高等学校（通信制）の偏差値情報

香川県立高松高等学校の通信制課程に偏差値はありません。

この学校の通信制課程に偏差値がないのは、願書の提出と面接・作文だけで入学試験がおこなわれているからです。

生徒の学力を検査するための学力テストは開催していません。生徒の学力を確認できる学力テストの情報が全くないので、偏差値を決めることもできないようになっています。

香川県立高松高等学校（通信制）の入試内容

香川県立高松高等学校の通信制課程に入学するためには、必要な書類を出願時に提出することが必要です。

提出しなければいけない書類は、生徒の区分によって違いがあります。専修生が出願する場合には、入学願書や調査書などの書類の提出が必要になります。なお、専修生とは、高等学校の卒業資格を取得することを目的として、この学校に通いたい生徒のことです。

高松高等学校では、特修生の生徒の募集もしています。特修生とは、この学校で特定科目を履修したい生徒のことです。特修生の場合、調査書の提出は不要です。

高松高等学校では、専修生として入学したい全ての志願者に対して、面接試験と作文試験を実施しています。特修生として入学したい志願者には、面接試験のみを実施しています。これらの試験の結果と、提出された書類の内容を考慮して、合格者が決定します。

香川県立高松高等学校（通信制）の学費・授業料

香川県立高松高等学校の学費は次の通りです。

受講料 18,250円
※1年間で25単位を取得した場合
※就学支援金が支給される場合は受講料に充当されます
学校納入諸費 6,450円から7,000円程度
※専修生の場合
合計 24,700円から25,250円程度

就学支援金を差し引いた年間学費は多くても7千円程度です。上記の費用の他に、教科書や学習書代も別途必要になります。

ただし、1年間に90日以上働いている生徒は、必要な手続きをすれば、これらの教科書や学習書が全額支給されます。

香川県立高松高等学校は1カ月に3回程度のスクーリングがあるため、上記の費用の他に交通費もかかります。校舎は香川県高松市番町3丁目1番1号にあり、琴電の河原町駅から歩いて15分程度の距離です。バスを使用すればバス停から歩いて5分程度で校舎に行けますが、毎月のバス代も必要になります。

香川県立高松高等学校（通信制）の特徴・スクーリング頻度

香川県立高松高等学校の通信制課程は、1カ月あたり3回程度のペースでスクーリングを実施しています。

スクーリングは日曜日に開催されているので、平日に仕事をしている生徒でも通学しやすい学校です。

スクーリングは午前8時40分から午後3時30分までおこなわれていて、生徒は面接指導を受けられるだけでなく、学校行事にも参加できます。この学校では1日あたり6コマの授業をしていて、1コマあたりの授業時間は50分です。

香川県立高松高等学校のカリキュラムは、自宅学習が中心です。終末試験は毎年1月ごろに開催されています。この学校の通信制課程でおこなわれている学校行事は、種類が豊富です。遠足や運動会などの他に、夢チャレンジ講座という学校行事に参加することもできます。

香川県立高松高等学校（通信制）の進学・進路情報

香川県立高松高等学校の卒業生の進路は、学校のホームページなどに情報が記載されていないので、詳細は不明です。

具体的な進路先はわかりませんが、大学や短期大学などに進学する卒業生が最近増えていることが、通信制課程の概要で紹介されています。

その他に、専門学校へ進学をする卒業生もこの学校では最近増加しています。

この学校に通っている生徒の多くは、仕事をしながら勉強をしていて、希望する生徒は進学や就職に関する指導も受けられます。令和4年には合計で33人の生徒が卒業し、そのうち女性の卒業生の数は22人で、11人が男性です。

まとめ

香川県立高松高等学校は通信制ですが、定期的な通学（スクーリング）が必要です。

そのため、

・遠方に住んでいる
・授業料よりも交通費がかかる
・ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

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