宮崎県立宮崎東高等学校（通信制）の偏差値・学費・口コミ評判

宮崎県立宮崎東高等学校は、定時制（昼間部・夜間部）、通信制のある普通科高校です。

宮崎県内で公立通信を探している生徒や、学費が安い通信制を探している課程は、自然と選択に入る高校です。

公立通信ということもあり、宮崎県立宮崎東高等学校には偏差値がありません。

試験は「願書提出」「面接」「作文」となり、学力試験による選考がないのが特徴です。中学卒業資格さえあればどんな生徒でも入学できるため、学力に不安がある生徒でも安心して出願できます。

宮崎県立宮崎東高等学校の通信制では、月に2回ほどの頻度で日曜日もしくは月曜日のどちらかにスクーリング（通学）する必要があります。各科目で定められた時間数以上の受講が必要ですが、いつ、どこで、どの科目に出席するかは自分で決められます。

そのため、

・遠方に住んでいて通学しにくい
・通学するタイミングを自分で決めるのが面倒
・完全にネットで学べる学校が良い

という生徒には、向いていない可能性があります。

宮崎県立宮崎東高等学校（通信制）の偏差値情報

宮崎県立宮崎東高等学校の通信制課程には、偏差値がありません。

「願書提出」「面接」「作文」のみで学力テストが実施されないため、偏差値はないということになります。注意が必要な点となるのが、4月からの入学を希望している場合、募集要項が配布されるのが2月上旬になってからという点です。

事前に情報が欲しい場合には、電話で問い合わせましょう。

宮崎県立宮崎東高等学校（通信制）の入試内容・対策

宮崎県立宮崎東高等学校の通信制における前期入学者（4月入学）の予定は、以下のようになっています。

・2月上旬～：募集要項配布
・2月中旬:転編入学願書受付
・3月初旬:一般入学願書受付
・3月下旬:選抜検査

募集要項が配布されるのは、一般入学願書受付の約1ヵ月前となるため、早い段階から詳しい情報を得ることができません。

また選抜方法は、「願書提出」「面接」「作文」となるため、学習意欲や進路に向けた熱意をアピールできるように志望理由等は早めに考えておきましょう。

公立の通信制がある高校なので、所定の手続きを踏むことで誰でも入学可能ですが、個別の情報収集は問い合わせや学校説明会への参加などの方法で確認が必要です。

宮崎県立宮崎東高等学校の学費・授業料

宮崎県立宮崎東高等学校の通信制で1年間にかかる費用は以下の通りです。

・入学金:500円
・諸経費:9,010円
・授業料:1単位あたり230円×25単位＝5,250円
・教科書代等:20,000円程度
合計:34,760円程度

また宮崎県立宮崎東高等学校では、高等学校等就学支援金制度を利用することで、授業料が全額免除される場合があります。

免除される条件や金額は、所得などの条件ごとに異なります。教科書代も、教科書・学習書無償対象者は0円なので、免除の仕組みが適用される場合は1年の学費を1万円以下に抑えられる場合があります。ですがスクーリングで通学する必要があるため、遠方の学生は学費よりも交通費が高くなってしまう可能性もあります。

宮崎県立宮崎東高等学校（通信制）の特徴・スクーリング頻度

宮崎県立宮崎東高等学校の通信制では、月に2～3回の目安で通学してスクーリングを受講する必要があります。

科目ごとに必要な受講時間数が異なるため、出席時数が不足して単位取得ができなくなることがないように通学するタイミングを考えましょう。いつ、どこで、どの科目に出席するかは自分で決められます。

またレポートは登校しなくても、郵送で決められた期日内に提出すればOKです。スクーリングの受講とレポートの両方で条件を満たすと、学期末テストの受験資格が得られます。

テストに合格すると単位認定という流れになります。また体育や芸術などはテストが実施されないため、レポートとスクーリングで条件を満たすと単位が認定されます。修学旅行や文化祭、体育祭といった行事も開催されています。

宮崎県立宮崎東高等学校（通信制）の進学・進路情報

宮崎県立宮崎東高等学校には、以下のような大学への進学実績があります。

東京大学、筑波大学、電気通信大学、静岡大学、大分大学、熊本大学、宮崎大学、宮崎公立大学、宮崎県立看護大学

このように宮崎県内の大学だけではなく、関東地方の大学へ進学している卒業生もいます。

指定校推薦もあるため、進学を希望している場合は担任の先生に相談しましょう。指定校推薦は四者面談、一般推薦なら三者面談が事前に必要となります。1・2年生を対象とした進路相談会も実施されています。また卒業生の進路には、宮崎県内の企業など幅広い就職先があります。

まとめ

宮崎県立宮崎東高等学校は通信制ですが、定期的な通学（スクーリング）が必要です。

そのため、

・遠方に住んでいる
・授業料よりも交通費がかかる
・ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

通学エリアにある通信制高校の資料をまとめて請求する＞＞