宮崎県立延岡青朋高等学校(通信制課程)の偏差値・学費・口コミ評判

最初に読んで≫「学費だけが安い通信制高校を選んで 失敗する家庭が多い理由とは?

宮崎県には公立の通信制高校が2校あり、そのうちの一つが「宮崎県立延岡青朋高等学校」です。

宮崎県内で公立通信を探している生徒や、学費が安い通信制を探している家庭は、自然と選択肢に入る高校でしょう。

公立通信ということもあり、延岡青朋高校には偏差値がありません。試験は「願書提出」「面接」「作文」からなり、学力試験による選考がないのが特徴です。学力に不安がある生徒でも安心して出願できます。

延岡青朋高校は通信制ですが、日曜もしくは月曜のスクーリング(通学)に出席する必要があります(日曜は年間14日、月曜は年間18日)。日曜スクーリングは本校の他に3つの協力校で実施しています。そのため、

・本校、協力校に通えない遠方に住んでいる
・日曜、月曜の通学ができない
・完全にネットで学べる学校が良い

という生徒には向いていない可能性があります。

私立の通信制高校も、通学のないネットコースであれば年間5~10万円程度で通える学校も増えています。学びやすさを考えた上で、延岡青朋高等学校にするか、ネット学習が充実している私立通信制にするか決めると良いでしょう。

目次

宮崎県立延岡青朋高等学校(通信制)の偏差値情報

宮崎県立延岡青朋高等学校の通信制課程に偏差値はありません。

その理由は、入学時の選考が「願書提出」「面接」「作文」のみで、学力テストがないことが挙げられます。願書提出後、入学検査日に面接と作文を行います。

国語や数学、英語などといった学力による試験がないため、偏差値はないということになるのです。願書提出時の注意点として、願書は必ず入学希望の生徒自身が記入したものを提出しましょう。

宮崎県立延岡青朋高等学校(通信制)の入試内容・対策

宮崎県立延岡青朋高等学校の入学方法について、公式サイトの募集要項を確認すると、以下のような内容が明記されています。

<指定期間中に願書提出する>
入学を希望する生徒は、願書や中学校の調査書といった必要書類を指定期間中に持参、もしくは郵送で提出します。

<面接・作文>
面接は個人面接です。作文では、600字を50分の制限時間内で書きます。作文の題目は試験当日に指定されます。

具体的な入学要件については特に明記されていませんが、通信制高校であることを踏まえて、学習意欲や進路に向けた熱意などが重視されると考えられます。

宮崎県立延岡青朋高等学校(通信制)の学費・授業料

宮崎県立延岡青朋高等学校の学費は次の通りです。

入学料:500円
授業料:5,750円(25単位)
校納金:12,000円
教科書代:約18,000円
合計:約36,250円

就学支援金が支給される場合、年間学費は約30,000円となります。

ほとんどが教科書代などの実費であり、学費は安いと言えるでしょう。延岡青朋高等学校は週1日のスクーリングがあるため、別途交通費がかかります(校舎住所は延岡市平原町2丁目)。

スクーリングは本校以外に3つの協力校があるため、通いやすい校舎を選べますが、遠方の生徒は授業料よりも交通費の方がかさんでしまうこともあるので、学費+交通費で計算するようにしましょう

宮崎県立延岡青朋高等学校(通信制)の特徴・スクーリング頻度

宮崎県立延岡青朋高等学校の通信制では、自宅でレポートを作成する自学自習を原則とし、スクーリングや年二回のテストによって単位を修得します。

スクーリングは本校の他に高千穂高校、富島高校、高鍋農業高校の協力校があり、いずれの校舎でスクーリングを受けても出席と認められます。スクーリングは日曜に実施されますが、本校のみ月曜もスクーリングが実施されます。

日曜スクーリングは年間14日、月曜スクーリングは年間18日の出席が必要です。

スクーリングに通う日以外は登校する必要はないため、自分のやりたい活動を自由に行うことができます。学校行事は生活体験発表大会や体育大会、スポーツフェスタなど特色ある行事の中から自分で選択し、参加します。

宮崎県立延岡青朋高等学校(通信制)の進学・進路情報

宮崎県立延岡青朋高等学校の公式サイトによると、例年100名を超える生徒が延岡青朋高等学校を卒業しており、その内20%を超える生徒が大学、短大、専門学校へ進学しています。

学校名など具体的な進学先については記載されていないものの、卒業生の5人に1人が進学を選択しており、多彩な進路実績を持っていることが分かります。

四年制大学への進学希望者も増えており、進学希望者には「進学支援学習会」を開講するなど、進学に対するサポート体制が充実しています。

進学希望の際も安心して相談できるでしょう。また、就職にも力を入れており、ハローワークと協力することで一人ひとりの自己実現に向けたサポートを行っています。

まとめ

宮崎県立延岡青朋高等学校は通信制ですが、月数回の通学(スクーリング)が必要です。

そのため、

遠方に住んでいる
授業料よりも交通費がかかる
ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

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