大分県立爽風館高等学校(通信制課程)の偏差値・学費・口コミ評判

最初に読んで≫「学費だけが安い通信制高校を選んで 失敗する家庭が多い理由とは?

・大分県立爽風館高等学校の通信制課程に偏差値はある?
・学力試験はある?
・公立通信だけど落ちることはある?

大分県唯一の公立通信制高校である「大分県立爽風館高等学校」は、県内で公立通信を探している生徒や学費が安い通信制を探している場合に有力な選択肢となる高校です。

公立通信ということもあり、博多青松高校には偏差値がありません。試験内容は公表されておらず、入試説明会に参加することで詳細が分かります。入学方法は新入・転入・編入の3パターンで、転入と編入に関しては入試説明会に参加しないと願書が受け取れないので注意しましょう。

博多青松高等学校は通信制ですが、主に日曜日のスクーリング(通学)へ出席する必要があります(年間20日程度)。そのため、下記のような生徒には不向きな場合があるので注意してください。

・遠方に住んでいる
・完全にネットで学べる学校が良い

私立の通信制高校も通学のないネットコースであれば、年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、爽風館高等学校にするかネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

目次

大分県立爽風館高等学校(通信制)の偏差値情報

大分県立爽風館高等学校の試験内容は一般に公開されておらず、入試説明会の参加者にのみ開示されています。

学力試験の有無が確認できないため偏差値という概念も存在していません。

高校の偏差値はその学校に通う生徒の学力水準を示す指標ですが、通信制課程では様々な事情を抱えた生徒が学習に取り組んでいるため学力レベルの平均を算出することが難しいという側面もあります。

大分県立爽風館高等学校(通信制)の入試内容・対策

大分県立爽風館高等学校には定時制と通信制が併設されていますが、どちらのコースも春季・秋季の年2回に分けて募集が行われます。

春季は4月入学、秋季は10月入学の生徒が対象です。入試説明会が始まるのは試験の3ヶ月ほど前からで、月に1回程度のペースとなっています。

爽風館高等学校の通信制が入試説明会への参加を強く推奨しているのは、生徒と保護者に通信制の正しい知識を身に付けた上で出願してもらうためです。

入試説明会では自学自習システム・スクーリング・レポート・試験といった学校生活スタイルや、入学から卒業までの流れを教えてもらえます。止むを得ない場合を除いて保護者同伴での参加が求められているので、直接足を運んでみてください。

大分県立爽風館高等学校(通信制)の学費・授業料

大分県立爽風館高等学校へ通う場合に必要となる主な費用は次の通りです。

・学校納入金:5,000円前後
・受講料:2,500円(25単位)
・教科書代:15,000円前後
・レポート郵送費:1通あたり15円

爽風館高等学校では入学金や毎月の授業料が必要ないという点が大きな特徴となっており、経済的な負担を抑えて高校卒業を目指せるようになっています。

学校納入金とは授業に必要となるサポート教材費や生徒の課外活動に使われるお金で、年度ごとに多少変動するので覚えておきましょう。

単位取得のためには1単位あたり100円の受講料がかかりますが、世帯年収など所定の条件を満たせば就学支援金によって実質無料になります。教科書代については購入時に支払う必要があるものの、条件を満たして手続きを済ませていれば後で返金される仕組みです。

大分県立爽風館高等学校(通信制)の特徴・スクーリング頻度

大分県立爽風館高等学校では生徒と学校がレポートをやり取りして学習を進めていくのが中心で、スクーリングでは対面形式の授業で知識の定着や疑問点の解消に努めます。

基本的には日曜に行われているスクーリングですが、仕事などの都合で日曜の出席が難しい生徒を対象として月曜にもスクーリングを開講しているので安心です。

それでも出席が難しい場合は木曜に登校することも可能ですが、その場合は事前の申請が必要なので注意しておきましょう。

また、爽風館高等学校では部活動や学園祭といった課外活動も盛んで、生徒が自分らしい学校生活を送れるように様々な取り組みが実施されています。

自分の将来について具体的なイメージを描くためのキャリアガイダンスも年間スケジュールに組み込まれているため、卒業後の進路についてもキメ細かいサポートが期待できるでしょう。

大分県立爽風館高等学校(通信制)の進学・進路情報

大分県立爽風館高等学校では通信制課程の進路実績として、令和元年の資料で以下のような大学が確認できます。

北九州市立大学経済学部、別府大学文学部、別府大学国際経営学部、別府大学食物栄養科学部、日本文理大学経営経済学部、久留米大学商学部、久留米大学法学部、熊本学園大学外国語学部、長崎外国語大学外国語学部、近畿大学工学部、大阪商業大学商学部、放送大学

基本的には地元周辺の大学へ進学する生徒が多く、令和元年における大学進学者は15名でした。この他にも短大進学(6名)や専門学校進学(28名)、県内外への就職(20名)も確認できます。

まとめ

大分県立爽風館高等学校は通信制ですが、月数回の通学(スクーリング)が必要です。

そのため、

遠方に住んでいる
授業料よりも交通費がかかる
ネット授業が充実している学校がいい

という生徒には負担となる可能性もあります。

私立の通信制高校も、ネットで学べるコースは年間5〜10万円程度で通える学校も多いです。通いやすさを考えた上で、公立通信にするか、ネット学習が充実している私立通信制を選ぶか決めるのが良いでしょう。

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