ルネサンス高等学校に偏差値はない!その理由は?進学実績・入試内容も解説

最初に読んで≫「学費だけが安い通信制高校を選んで 失敗する家庭が多い理由とは?

偏差値なし(学力試験なし)
入試内容書類選考、個人面談
募集時期新入学・編入学は4月と10月、転入学は随時受付
学費年間120,000円〜
資料請求通学エリアにある学校資料を請求する

ルネサンス高等学校は、大阪府など複数のキャンパスを持つ通信制高校で、住んでいるエリアに合わせてスクーリングで通う学校を選択できます。

日本国内だけではなく、海外に住んでいるもしくは留学している方であっても通うことが可能です。また2006年と比較的早い段階から、ICT教育を取り入れ教育のデジタル化を進めている高校です。最低年4回のスクーリングの参加であっても、サポートの充実で高校卒業が目指しやすい環境が整えられています。

通常の高校とは異なり、ルネサンス高等学校には偏差値が存在しません。

中学卒業見込み、もしくは卒業している生徒であれば、年齢を問わず誰にでも入学資格があります。学力試験はありませんが、書類審査と必要に応じて個人面談が実施されます。郵送による出願だけではなく、ネット出願にも対応しています。ネット出願は24時間対応で、案内に従って入力することで書類不備を防げます。

目次

ルネサンス高等学校に偏差値はない!その理由

通信制高校であるルネサンス高等学校には、偏差値という指標がありません

まず、偏差値の基準となる学力試験がないことが挙げられます。偏差値は、一般的に、学校が実施する入試の結果や、国公立大学・私立大学・短期大学・専門学校などの全国統一試験の結果に基づいて算出されます。しかし、ルネサンス高等学校は、通信制高校であるため、入学者の学力レベルがバラバラであり、偏差値を算出するためのテストを実施することは一般的ではありません。

ルネサンス高等学校の試験内容は?

ルネサンス高等学校の試験内容は、

・書類選考
・個別面談

のみです。偏差値は国語や数学などの試験の点数を元に算出されるものなので、学力試験そのものがないルネサンス高等学校には、偏差値で合否を判断することはできなくなっています。

ルネサンス高等学校における入試は、基本的に書類選考のみで行われます。個別面談もありますが、必要に応じて実施されるものなので、書類選考のみで合否が決まる場合が多くなっています。

書類の情報のみで合否が判断されるので、願書は適当に記入せず内容をよく考えるようにしましょう。

基本的にはルネサンス高等学校での学習に対する意欲、入学したらやりたいことを自分の言葉で書くことが大切です。学校説明会の参加でどのような学校か知っておくと、志望理由などが記入しやすくなります。遠方で学校説明会や個別相談の参加が難しい場合、オンライン個別相談会を利用できます。

またルネサンス高等学校の入試では、郵送だけではなくオンライン上で願書を提出するネット出願も可能です。ネット出願は、願書の請求が必要ない、パソコンやスマホから手軽に入力して作成できる方法です。コンビニ決済やクレジットカード決済も利用できることに加えて、証明写真代や振込手数料、郵送代も節約できます。

ルネサンス高等学校の学費・授業料

ルネサンス高等学校は、入学金が50,000円、1単位当たりの授業料が10,000円です。ですがそれ以外の学費は、スクーリングで通うキャンパスごとに若干異なるため注意が必要です。近畿地方在住の方を対象とした学費は以下の通りです。

・入学金:50,000円(入学初年度のみ)
・授業料:25単位×10,000円=250,000円
・施設設備費:20,000円
・教育関連諸費:50,000円
合計(目安):370,000円

出願時には入学検定料として、別途で10,000円必要です。

ルネサンス高等学校の学費支援制度

またルネサンス高等学校は、国の就学支援金制度の対象です。支援金額は1単位4,812円なので、123,000円の支援が受けられます。

世帯年収に応じて支援金額が増えることもあるので、個別の問い合わせが必要です。ルネサンス高等学校では、入学時の学費から支援金の予定額を減額してから請求しています。

支援金の加算があった場合は、年度末に還付が行われます。世帯年収が910万円(目安)以上の場合には、支援対象外となります。支給対象額は、「市町村民税の課税標準額×6%‐市町村民税の調整控除額」で決まります。就学支援金制度の手続きは、入学手続きの書類と同時に送られてきます。

また大阪府に在住の方であれば、国の制度に加えて、大阪府の「私立高等学校等授業料支援補助金制度」が利用可能です。自治体ごとに独自の制度で支援している場合もあるため、地域別の制度が用意されていないか個別に確認しましょう。

偏差値以外のルネサンス高等学校の特徴について

ルネサンス高等学校は2006年に開校し、ICT教育をいち早く取り入れています。教育のデジタル化であるICT教育をいち早く取り入れたことで、ネット学習でも学習システムや担任のサポートが充実しています。

普段の学習は、パソコンやスマホ、タブレットを利用した動画授業とレポートで進めます。動画授業の後に確認テスト、レポートの提出といったステップを通して内容の確認が可能です。提出したレポートは、教員の添削や解説がフィードバックによって理解を深められます。またレポートはネットで完結するため、郵送の手間もかかりません。

スクーリングは年間4日のみ

ルネサンス高等学校におけるスクーリングは、最低年に4日のみです。

卒業に必要な対面の授業が行われるほか、単位取得に必要なための試験もスクーリングの際に実施されます。またスクーリングは、集中して3泊4日で行われる宿泊タイプ、日帰りタイプ、分割タイプなど複数の種類があります。ほかにも親子で参加できるタイプや成人限定などのタイプもあるため、参加しやすい種類が選べます。スクーリングの時期は、参加を希望するタイプごとに異なります。

ルネサンス高等学校の本校でスクーリングに参加する場合、東京駅に集合し、チャーターバスで学校まで移動できます。修学旅行のような雰囲気で移動できるので、スクーリングをきっかけに他の生徒と交流できます。また宿泊型は年に1度の投稿の機会になるので、少ない投稿日数で楽しんでもらえるように工夫されています。

偏差値がないルネサンス高等学校の進学実績は?

ルネサンス高等学校の2022年度の進学実績は、以下のとおりです。

短期大学・専門学校:60.6%
大学・大学院:19.2%
就職・就業:14.7%
その他:5.5%

短期大学・専門学校への進学が最も多く、全体の約6割を占めています。大学・大学院への進学は約2割、就職・就業は約1割5分、その他は約5.5%となっています。

大学の進学実績としては、次のような大学に進学しています。

ルネサンス高等学校の進学実績 

早稲田大学/上智大学/青山学院大学/日本大学/成城大学/フェリス女学院大学/明治学院大学/杏林大学/横浜薬科大学/日本歯科大学/東京福祉大学/桜美林大学/東北学院大学/愛知淑徳大学/金城学院大学/愛知学院大学/日本赤十字豊田看護大学/同志社大学/関西大学/近畿大学/龍谷大学/京都産業大学/関西外国語大学/大阪経済大学/同志社女子大学/武庫川女子大学/大和大学/大阪商業大学/関西医療大学など

なお、ルネサンス高等学校では、高卒資格取得後に進路を決める方も多く、進路に関しては個人の意思決定が尊重されています。そのため、進路に関しては学生一人ひとりが自分の将来について考え、自分に合った進路を選ぶことが大切とされています。

ルネサンス高等学校に進学するメリットは?

学習が自由自在

ルネサンス高等学校は、通信制のため、学習する場所や時間を自分で選ぶことができます。また、学習するペースも自由自在で、自分のペースに合わせて学習を進めることができます。自分のライフスタイルに合わせて学びたい人や、仕事や家事などの両立が必要な人にとっては、非常に魅力的な学校です。

豊富な学習教材

ルネサンス高等学校では、授業に必要な教材がすべてオンライン上で提供されており、学生はインターネットに接続したパソコンやスマートフォンなどを使って、自分のペースで学ぶことができます。また、教材の種類も豊富で、各科目ごとにビデオ講義やテキスト、音声教材、問題集などが用意されています。

様々なサポート

ルネサンス高等学校では、学生一人ひとりがスムーズに学びを進められるよう、様々なサポートが用意されています。例えば、授業の進め方や勉強方法についてのアドバイス、学習に関する相談や質問に対する迅速な対応など、個別にサポートしてくれるチューターが常駐しています。また、進路指導や資格取得支援なども行われており、学生の進路についてもしっかりとサポートしています。

高い自己実現の可能性

ルネサンス高等学校では、学生が自分のペースで学ぶことができるため、自己実現の可能性が非常に高いといえます。学生一人ひとりが自分のライフスタイルに合わせて学び、自分の目標に向かって努力することで、自己実現を達成することができます。

以上が、ルネサンス高等学校のメリット・魅力になります

ルネサンス高等学校に進学するデメリットは?

ルネサンス高等学校は、通信制の高校であり、自由度の高い学習環境や様々なメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

学習意欲が必要

ルネサンス高等学校は自主学習が基本であり、自分で学習のペースや量をコントロールしなければならないため、学習意欲が低いと、学習が進まないというデメリットがあります。また、定期的に学習する習慣がない場合、卒業に時間がかかる可能性があります。

通信コースはコミュニケーション不足になりやすい

通学のない通信コースの場合、自宅などで個人的に学習を進めるため、コミュニケーション不足というデメリットがあります。学校内での人間関係や交流が希薄になり、卒業生同士の交流も少なくなる傾向があります。

以上が、ルネサンス高等学校のデメリットになります。しかし、デメリットに対しても、学生一人ひとりが自分のペースやライフスタイルに合わせて学習ができる点や、学習サポートがある点など、様々なメリットがあることも忘れずに考慮する必要があります。

まとめ:偏差値以外の指標でルネサンス高等学校を見ることの重要性

ルネサンス高等学校は、通信制高校であるため、入学者の学力レベルがバラバラであり、偏差値を算出することが困難であるため、偏差値の指標は存在しません。

ルネサンス高等学校では、教材や課題がオンライン上で提供され、学生が自分のペースで学習を進めることができます。さらに、教室での授業や個別指導など、学生が質問や相談をしやすい環境が整備されています。これにより、学生の理解度や学習状況を把握し、適切なサポートを提供することができます。

また、ルネサンス高等学校は、通信制高校の特徴である「時間や場所にとらわれずに学習できる」という点を活かし、社会人や働く人などが学習を続けながら高校卒業資格を取得することができるため、大変魅力的です。学習ペースを自由に選択することができ、学生が自分自身の目的やライフスタイルに合わせて学習することができます。

以上のように、ルネサンス高等学校は、偏差値以外の魅力があります。学生が自分自身に合った学習スタイルで学ぶことができ、教員とのコミュニケーションも密に取ることができるため、通信制高校として高い支持を集めているといえるでしょう。

目次