2024年度版|ルネサンス大阪高等学校の偏差値・学費・入試内容

最初に読んで≫「学費だけが安い通信制高校を選んで 失敗する家庭が多い理由とは?

偏差値なし(学力試験なし)
入試内容書類選考(必要によって面接あり)
募集時期1月~3月
学費年間320,000円〜
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ルネサンス大阪高等学校は大阪市の北区にキャンパスがある、広域性の通信制高校です。ルネサンス高校グループが運営している学校の一つで、このグループはその他に、ルネサンス高等学校やルネサンス豊田高等学校を運営しています。

この学校は一般的な高校とは異なり、学校の偏差値がありません。これから学校を卒業する予定がある中学3年生だけでなく、すでに中学校を卒業して高校に在籍していない人でも、入学することが可能です。他の高校に通っている生徒でも、転入学や編入学をすれば入学できます。

この学校の入学試験で学力試験は課されませんが、書類の提出が必要です。書類の内容によって合否が決まります。ただし、この学校では必要があれば、面接試験をおこなう場合もあります。

目次

ルネサンス大阪高等学校の偏差値・入試内容

ルネサンス大阪高等学校には、学校の偏差値は存在しません。

ルネサンス大阪高等学校の入学試験は基本的に、

・書類選考

だけなので、合否を受験生の学力で判断するする学力テストを実施していないからです。

各教科で出題される試験問題の点数を集計して学校の偏差値は調べることができるため、この学校のように、数学や英語などの各教科の学力試験を入学試験で一切受験生に課していない場合には、学校の偏差値を調べることはできません。

この高校の入学試験の合否は、基本的に書類選考だけで決まります。

入学する時に提出しなければいけない書類は、入学願書と調査書の2種類です。入学願書は自分で書くことができますが、調査書は通っている中学校に作成を依頼することが必要です。

ただし、卒業をしてから一定の期間が経過しているため、調査書を作ることができなくなっている場合には、調査書の代わりに卒業証明書を提出できます。編入学で入学したい場合には調査書の代わりに、在籍期間証明書と成績単位修得証明書の提出が必要です。この学校に合格したい人は、調査書の内容を良くするために、日ごろから学校の勉強などもまじめに取り組んでいた方が良いでしょう。

なお、この学校では必要があれば面接試験を受験生に課すこともあるので、面接対策もしておいた方が最適です。

ルネサンス大阪高等学校の学費・授業料

ルネサンス大阪高等学校には複数のコースがありますが、どのコースに入学する場合でも入学金は50,000円、1単位当たりの授業料は10,000円です。上記以外の学費はそれぞれのコースごとに違いがあります。

総合コースの年間学費の概算は以下の通りです。

授業料:250,000円(25単位)
施設設備費:20,000円
教育関連諸費:50,000円
合計(目安):320,000円

就学支援金を利用すれば全額免除になることもある授業料

ルネサンス大阪高等学校は、国がおこなう就学支援金制度の対象となっている学校です。

・世帯の年収が590万円未満の場合→1単位あたり最大で12,030円の就学支援金を支給
・世帯の年収が590万円以上910万円未満の場合→1単位あたり最大で4,812円の就学支援金を支給

生徒が所属する世帯の年収が590万円未満である場合、ルネサンス大阪高等学校の授業料は1単位あたり10,000円であるので、全額が無料になります。そのため、支払わなければいけない学費の目安は、1年間あたりおよそ70,000円です。

一方、生徒が所属する世帯の年収が590万円以上で910万円未満の時には、授業料1単位あたり最大4,812円の支援金を支給してもらえるので、1単位あたりの負担しなければいけない学費は、5,188円になります。この場合の1年間あたりの学費の目安はおよそ199,700円です。

大阪府に住んでいる世帯の場合には、さらに大阪府の授業料支援補助金制度も利用できます。この制度を利用すれば70,000円の補助金を支給してもらえるので、世帯の年収が590万円未満の場合には、負担しなければいけない学費は0円になります。世帯の年収が590万円以上で910万円未満の場合には、129,700円の自己負担額です。

ルネサンス大阪高等学校の特徴・カリキュラム

ルネサンス大阪高等学校の校舎は大阪市の北区にあります。

通信制の高校としてこの学校が開校したのは、2014年のことです。それ以降多くの学生が、この学校で通信制高校の授業を自宅や校舎で受けています。この学校は交通のアクセスも良いので、スクーリングもしやすい高校です。大阪駅や梅田駅からは歩いて5分程度の近い場所にあり、中津駅から歩いて通うこともできます。

ルネサンス大阪高等学校には複数のコースがあります。

通学スタンダードコースの他に、アコピアK-POPコース、eスポーツコースがあるので、生徒は好きなコースを選んで勉強ができます。

通学スタンダードコース

通学スタンダードコースは、オプションとして追加できるコースです。このコースでは、通常のスクーリングやレポート提出の他に、生徒が週2日学校に通学して授業を受けられます。このコースでは課外活動なども多くおこなわれていて、裁判所や工場への社会科見学も実施しています。基礎学力を向上するための指導もこのコースではしていて、それぞれの生徒の学力に合わせて個別に指導をしていることが特徴です。

アコピアK-POPコース

アコピアK-POPコースは自宅にいながら、K-POPアイドルになるための勉強ができるコースです。このコースの特徴は、国際交流をしているNPOや一般企業が運営しているプログラムと、タイアップをしていることです。オンラインで韓国の歌やダンスを学べます。このコースの受講者は、自宅で韓国語の勉強もできます。

eスポーツコース

eスポーツコースはeスポーツのことを勉強できるコースです。このコースの特徴は、通う校舎を生徒が自由に選べることです。このコースの校舎は2か所にあり、梅田eスポーツキャンパスとなんばeスポーツキャンパスのどちらかに所属して、eスポーツを学べます。

ルネサンス大阪高等学校の進路・進学実績

ルネサンス大阪高等学校は偏差値がありませんが、生徒の能力や努力によっては、大学に入学することも可能です。

この学校の通学スタンダードコースでは、基礎学力の向上に力を入れているので、中学生の時の勉強をよく理解できなかった生徒であっても、基本から勉強し直すことができます。K-POPのアイドルになりたい人は、アコピアK-POPコースに入学して授業を受けることができ、eスポーツのプロプレイヤーになりたい人は、eスポーツコースで勉強ができます。

ルネサンス大阪高等学校の生徒の進学先は、この学校のホームページには記載されていません。ですが、この学校が所属しているルネサンス高校グループ全体の合格実績は、ホームページに記載されているので、これらのデータを見て参考にすることはできます。ルネサンス高校グループ全体の2022年度の主な合格実績は、次の通りです。

国公立大学:大阪大学、九州大学、東京工業大学、東京農工大学、東京藝術大学、千葉大学、国際教養大学、金沢大学、名古屋工業大学、大阪公立大学

私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、日本大学、成城大学、多摩美術大学、フェリス女学院大学、杏林大学、横浜薬科大学、日本歯科大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、日本赤十字豊田看護大学、日本福祉大学、名古屋外国語大学、愛知大学、朝日大学、同志社大学、関西大学、立命館大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、京都産業大学、関西外国語大学、大阪経済大学、同志社女子大学、武庫川女子大学

大学を受験したい生徒は、週2日登校して勉強ができる、通学スタンダードコースを検討してみてはいかがでしょうか。

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